2001. 9/20 〜 The・取材【ルーツ】(1955 YA-1)


とある『展示品』について、取材にあたりました。

カーショップのショールームに、目を引く単車が「オブジェ」として?展示してありました。
遠目から見ると、SRのヴィ ンテージ仕様かとも思ってしまったそのバイクは、
SRの、、いえ、全てのヤマハ車の祖先にあたる逸品でした。

ヤマハ YA-1(1955)   ◆ ヤマハ YA-1(1955) ◆

ヤマハが造った最初の市販自動二輪車。

空冷2サイクル単気筒エンジン(123cc)

最高出力5.6ps/5000rpm
リターン式4段変速


ヤマハ発動機鰍フ前身、日本楽器時代に製作された唯一のオートバイです。
2サイクルエンジンからスタートした社歴故、このバイク自体数々の歴史を経て、のちに名車RZに受け継がれていった
というのが想像されるところですが、このフォルム、そして何より、横長のティアドロップ型のタンクが、
そのままと言って良い程SRに遺伝されてるのが伝わってくるようです。

フロントビュー   高級ピアノ等を作ってきたヤマハが、そのノウハウを
生かした塗装技術とセンスは、YA-1にそのまま注がれたといわれています。

更には、タンクの音叉エンブレムは七宝焼。
写真にも見えるフロントフェンダーに付いたマスコットプレートは
YAMAHAの“Y”と音叉を兼ねた専用の物。
ヤマハがこのバイクにどれほどの拘りを注入したが覗うことができますね。

当時の価格で13万8千円という高価格でした。


ニーパットの付いたタンクと七宝焼のエンブレム   ライトカバーに埋め込まれたメーター
ニーパットの付いたタンクと七宝焼のエンブレム ライトカバーに埋め込まれたメーター

上記のように、外観の美しさに拘っただけでなく、1955年のデビューと同時に富士登山オートバイレースに参加し、
1位だけでなく上位を独占等、性能面でも脚光を浴びたという記録も残ってます。


                                             〜 2001年9月20日九壱里美


偶然見付けた逸品に、快く取材に協力して頂いたお店は、

「へっこんだらカーコン♪ カーコンビニ倶楽部〜♪」の、CMでお馴染みの

カーコンビニ倶楽部・ロータス スガワラさん です。ありがとうございました。

※ 残念ながら上記のYA-1は手放されたとのことです。 この車輌に関することで御店に質問等はご遠慮下さいませ。
  
  

カーコンビニ倶楽部・ロータススガワラさん   カーコンビニ倶楽部・ロータス スガワラ
(須賀原自動車工業株式会社)


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