02.11/ 7 〜 アイヌ文化に触れる・ポロト湖 「俺は思ったシリーズ・4」


切っ掛けは不意なものだった・・・
このサイトでも時折り名前の出てくるSR仲間のオカ氏のサイトを覗いたことから始まる。。。
彼の日記によると、「11月になり、バイクシーズンも終了近し 〜」のような記述があった。
俺は思った。
とっくに終わってるだろ!? と・・・
正直、ここ北海道では10月までがバイクに乗れる最後の月という暗黙なる常識がある。
いったい彼はどこに向かっているというのか・・・
俺は思った。 「ふっ、若ぇ者にゃ負けないよ?」と・・・

そう、一度は外したバッテリーを繋ぎ、SS900で出撃決定。
事実、本日のみだけで考えると、バイクに乗るのも充分可能だとも俺は思った。 
それは天候だ。 ここのところ、毎日のように雨か雪らしきものが降っているが、今日に限ってはそれらの現象がない。
確かにこの時期バイクに乗ってる奴などお目に掛からないが、今日なら生きて帰ってこれる可能性は充分にある。
といっても、既に昼である。 俺は思った。 行動範囲は限られてるが、折角なのである程度の距離は走りたいし、
行ったことのない場所に行き、俺は思ったシリーズでafterEndの本年度のツーレポを締めくくりたい・・・と。

地図をめくり、ポロト湖なる小振りな湖を発見する。
津軽海峡側なので距離こそあるが、見れば国道から程近い位置だし、峠を越すルートが無い(峠は既にどこも積雪)
そして何より、高速も使える場所にある故、時間の短縮も可能だ。
俺は思った。 ここに決定・・・と。

急いで出掛けたせいもあり、高速に入り 最初のパーキングで
大事な忘れ物に気付く・・・
そう、帽子だ。
帽子は俺にとってヘルメットと同じくらい重要なツーリングアイテムだ。
俺は思った。 「パーキングの売店に何か売ってないかしら・・?」と。
思えば いつぞやのSRオフミのときも帽子を忘れ、
宇宙飛行士ゆかりの地でNASUDAと書いた
とってもローカルチックな帽子を買ったことがある。
そんなこんなでツーリングの際、帽子のコレクションが増えていくのも
また一興というものかもしれない。。。

売店を覗いてみると、コンサドーレ札幌というプロのサッカーチームの
公式グッズの帽子が売っていた。
俺は思った。 せめて日ハムならなぁ・・・と。
サッカーのことはよく知らないが、今シーズン負け過ぎて
J2に降格決定したチームらしい・・・
が、何せそれしか無いから選べないってのもまた一興。
レジに持って行き、「3200円です」とのこと・・・
俺は当然思った。 「た、高くないかい!?」と・・・
サッカーチームの帽子をゲットし、巨大肉まんを食べる図

↑帽子が高くついたので、
昼ごはんは高速名物?巨大肉まん(180円)のみに・・・


冬の高速 ← 取りあえず、出撃体制は更に整う高速のパーキングエリア。
当然他には誰もいないバイク専用エリアで一枚・・・

温度計は8度とのこと・・・
戦いは始まったばかりだが、この時点で
「帰ろっかな〜・・・」とか思うのはやぶさかでない。。

昼の高速を走ってると両背景の紅葉がまだまだ健在で、とても綺麗。
が、とにかく日没が早いので行きルートはハイペースを余儀なくされる。
俺は思った。 勿論寒いが、SRでは車に抜かれる立場にある高速が
SSでは当然逆になるのが ちょっと気持ち良い。
高速を降りたのが午後3時前くらい・・・
それでもかなり暗い。
ウルトラ厚着が相して 寒さは意外と大丈夫。
ただ各関節が思うように動いてくれないのが
危険といえば危険。

俺は思った。 
苫小牧は既に越えている。
とにかく目的地まで急ぐべしっ。
高速降りた

そして・・・

ポロト湖に着いたけど・・・ つ、着いた・・・これがポロト湖??

俺は思った。 
「沼じゃん!?」と・・・。
紅葉が残ってるので綺麗は綺麗だけど、
レイクランド北海道の湖としてはかなりショボめ。。。
小さくとも神秘的だったりするところもあるのだが、
この辺だと山奥ってほどでもないので
こんなものかな・・・?
とか思っていたら、向こう岸の
の部分に 何やら古めかしい建物のようなものが見えた。
小さいボートのようなものも・・・

俺は思った。 折角だから行ってみよう・・と。

向こう岸まで辿り付くと、そこはポロトコタンというアイヌゆかりの資料館(内外とも有り)になっていた。
※ アイヌ=北海道が蝦夷と言われてた頃までの先住民族

「ほほう・・・これは中々立派な」とか思い、立ち寄ってみると・・・
現地のスタッフの方に声を掛けられる。「す、すみません。ここは有料施設なんですが・・・」

俺は思った。
ごく普通に入ったつもりが、そこは裏口らしく、どうやらコッソリ入ってしまったらしい・・・(・ω・ゞ

時間が時間だけに、どうしようか迷ったが、
俺は思った。 今年最後のツーリングをより豪華(?)に締めたいので、そのままお金を払い見学させてもらおうと・・


◆ ここから先はちょっと解説的に進行します 


巨大なコタンコルクル像 まず出迎えるのが、この巨大な
コタンコルクル像
全長17メートル、グラスファバー製とのこと。

コタンといのはアイヌ語で町や村などの意味。
上のコタンコルクルは 村長さんの意味らしい。

現在も北海道はアイヌ語から形成される地名が実に多いです。
(↑厳密に言えばそのルーツは殆どアイヌ語からきてるらしいです)
特によく地名として使われる言葉として・・・

ヌプリ=山 ぺッ/ナイ=川 ワッカ=水 =湖/沼
=道 ポロ=大きい ポン=小さい 町・村=コタン
ニタイ=森 モシリ=島 カムイ=神 =木

例えばこのポロト湖だと、ポロ(大きい)+ト(沼)と、
アイヌ語は単純で明快な組み立てです。
例えば・・・
札幌=
サッ・ポロ・ペッ(乾く・大きな・川)
登別=
ヌプル・ペッ(濁った・川)
室蘭=
モ・ルエラン(小さい・坂)
など、全てアイヌ語から漢字に形成されたことが覗えますね。
勉強してみるのも面白いかと・・・
ポロト湖とカヌー
これが先ほどの場所から見た「向こう岸」にあたる場所。
浮いている小船も当時のものを再現した
一本の木から削って作った いわゆる「カヌー」の原点ってやつです。
つまり、船自体が一つの彫刻品なのです。

こちらは先ほどの場所から見えた建物そのもの。
藁葺き造りの当時の住居です。

家はアイヌ語で
チセと言い、隣接するのは
食糧庫で
といいます。
当時の住居「チセ」
アイヌな生活 アイヌの生活を人形で再現したスペース。
右に写ってるのは揺りかご+赤ちゃん・・
なるほど当時の知恵がよく出てます。

手前には こないだ新調した私のヘルメット。
(邪魔だっちゅー)
アイヌの語り人 こちらは人形ではなく、ガイドさん。
アイヌなファッション 当時の衣装など。
ちなみに
男性は
マッカ、女性はヘカ
と呼ぶのが正しいアイヌ語。

こうして見ると派手な衣装ですよね?
アイヌな小熊 アイヌとは色々な意味で関わりが深かったであろう熊。

やばい・・・外が既に暗い(TдT)ノ
見回ってる場合でないのに気付いても既にafter End
帰れるのだろうか!?


そしてかなり怪しい(?)お土産コーナーでは・・・

ぱ、パンダの剥製!?
シベリア狼の剥製
な、なんと、パンダの剥製がっ!?
これって保護条約とかどうなのよっ!?
・・・
ええ、剥製ではなく、剥製のレプリカントとのことです。
260万って・・・手頃な車買えますな。
こちらは本物の剥製。
シベリア狼ですって。大きな犬くらいの大きさでした。
こちらは98万円ですって・・・良いバイク買えますな。


そう、ご覧の通り、たっぷり楽しんだうえに写真もこれだけ撮った訳だから、時間が経つのが当たり前・・・
俺は思った。 「帰り・・・大丈夫だろうか?」と。
ええ、ええ、大丈夫な訳がありません。
立ち寄ったガソリンスタンドでも「札幌から来た」と言った日にゃ、そりゃ驚いてました。

俺は考えた。 それでも一番安全且つ、少しでも早く帰れるルートのことを・・・
国道でゆっくり帰るか、高速で激寒を我慢してなるべく早く家路に着くか・・・
結果、千歳までは国道で 〜 それから混みそうな札幌までは高速で+制限速度程度の巡航 に決定。

高速の温度計は 6度・・・意外と低い数字ではない。
俺は思った。 今年のスタートのツーリングはもっと低い気温だったはず・・・
しかしそのときはご挨拶程度の距離だった。 今回は夏でも立派にツーリングと呼べる距離・・・
途中のパーキングで天ソバとホットココアという、とんでもなくミスマッチな休憩を取ったが、
味などどうでもよいと俺は思った。
(思っただけで、実際はとっても後悔するマッチングでした。ハイ。(TvT)ノ)

その恩恵あってか、無事家路に着き、こうしてテキストを書く自分・・・


生きてて良かった。。(TvT)ノ


今回はシリーズお約束の「行き当たりばったりさん」はありません。
だって一台もバイク見なかったでしたから・・・(TvT)ノ


さて・・・
今年のシーズン終了間際に購入したSS900ですが、「こんな時期にバイク買ってどうすんねんっ!?」という
もう一人の自分の声をかき消す為+純粋にこのバイクに乗るのが楽しいということから、
一ヶ月ちょっとで630キロの距離を走りました。
私の場合、通常ワンシーズンで走れる距離が1000キロ前後なので、かなり頑張った部類かと・・・

さてさて・・・
今回で本年度のツーリングは終了です。
サイトをご覧になって下さった皆様、ツーリングに参加して下さった皆様、そして自分っ。
お疲れ様でした & ありがとうございました。


イヤイライケレ スイ ウヌカラァン ロー 

(ありがとうございました。またお会いしましょう)




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